さて、前回に続いて低周波治療器の効かせ方です。今回はちょっと難易度高め!効かせたいところに効かせるパッド位置はどこ?どう調べる?です。
解剖学の分野に踏み込んでしまうので苦手な方は飛ばしてください。ごめんなさい。
逆に、肩こりなどとは関係なく、筋トレマンは知っておくと超便利です。
まずはわかりやすい方から!
前回お話しした、肩こりや腰痛のパターンの後に続いて施すとよく効きます。そこはズバリ、痛いところ!超簡単・・・ですが、低周波治療器の効かせ方です。先に対象の筋肉を伸ばしてから、一番痛いところにあてるのがコツです。まずは周りを緩めてから、ということです。周辺のツボを調べてそこを狙うのもありです。ツボの位置はネットで割合簡単に調べられます。例えば「せんねん灸」さんのサイトだとこんな感じ。参考にしてみてください。
https://www.sennenq.co.jp/knowledge/tubo13.html
ここからが本番!
どの筋肉のどの位置にパッドを貼ればいいのか。答えは「コリのある筋肉の起始と停止の内側」です。なんのこっちゃわかりませんよね。要は筋肉がどこからどこに繋がっているか。そのつなぎ目のちょっと内側がポイントということです。
前回のイラストのこれです。
で、この調べ方ですが私の場合はもっぱらこちらのサイトのお世話になっています。
https://nobiru-karada.com/functional-anatomy
最近は手首を痛めたので、前腕の外側の筋肉を緩める必要がありました。なので、このサイトで機能解剖学(上肢)を選んで、
尺側手根伸筋というのか…と探しまして、その起始と停止はと、みると肘の内側から始まって小指側の手首に繋がっている、と確認します。なのでパッドの位置は肘の内側と小指側の手首ということになります。難しいですよね…。でも、慣れると大体わかるようになります。
冒頭に筋トレマンは知っておくと便利、と申し上げましたが、それはストレッチ効果が抜群にあがることが理由です。筋肉をしっかり伸ばすには筋肉のつき方、動き方を知っているととても効果的です。ワンランク上のストレッチができるようになりますので、筋トレマン以外の方でも、興味が持てたら勉強してみることをお勧めします。
というわけで、今回はとても難しい内容になってしまいました。次回からはもっと簡単なテーマにします。ごめんなさい!
コメント