スポーツドクターに教わった、低周波治療器の効かせ方①

肩こりや腰痛に低周波治療器を買ってみたものの、せっせと使ったのは最初だけで、結局あまり効かない…。そう思って押入れの奥にしまったまま、という方は意外と多いようです。実はワタクシもそのひとりだったのですが、お世話になっているスポーツドクターに「もったいない!」と叱られてしまいました…(;´・ω・)
言われたとおりに試してみたところさすがによく効きましたので、そのやり方を皆さんにもお伝えさせていただきます。

まずは確認から…

低周波治療器といえばオムロン!ということでオムロンのHPを見てみると「正しい使い方」というページがあります。なるほど、納得という内容なのですが、メーカーとしては「使い方は簡単★」と伝えたいのでしょう。もう少しだけ深く教えてくれたらなぁと思います。

理屈は簡単です。コリをほぐすには筋肉をストレッチさせることが大事なので、筋肉の端と端にパッドを貼ればよいのです。整形外科や接骨院で電気治療をされている方はご存じだと思いますが、4~6カ所もパッドを貼りますよね。でも必ずしも一番痛いところに貼るわけではなくて、ちょっとズレたりしませんか?でも、その位置が正解です。

いざ実践!

難しいのは、「それってどこよ?」ということですよね。治療を受けている方は是非、先生に聞いてみてください。自宅に低周波治療器があるのですが、といえばすぐに教えてもらえるでしょう。受けていない方は少しだけ調べる必要がありますが、それは後にして代表的な肩こりと腰痛の場合の位置をご案内します。

肩こりで多いのは僧帽筋上部のコリです。この場合は首の一番上、うなじの髪の毛の生え際にひとつ。もう一方は肩の先から指2~3本くらい手前のやや背中側にはります。こうすると、貼った部位のほかに首の付け根あたりにも刺激を感じると思います。

 

一方、腰痛は原因や症状が非常に多岐にわたるので難しいのですが、とりあえず背骨のわきの一番下、骨盤のすぐ上と、その位置からまっすぐ上がって肋骨の一番下あたりに貼ってみましょう。それで脊柱起立筋の下部が伸びます。

 

ほかに、お尻が有効である場合も多いです。特に立ち仕事やスポーツで起こる筋肉性の腰痛はお尻が固まっている可能性が考えられます。この場合はお尻の脇、体側のやや後ろ側で骨盤の上部にひとつ、もう一方をその10~15㎝くらい下に貼ります。

お尻には脂肪が多いので脇を狙いますが、凝っているのはもっと内側だったりしますので、お尻の下にテニスボールなどを置いて仰向けに寝そべり、グリグリすると尚よいです。いろいろなところにボールを当てて、痛いところがあったらビンゴ!そこが凝っていますのでしっかりほぐしましょう。

このように、肩こりも腰痛も、左右で2回の治療が必要になります。病院などではパッドの数が多いので一度で済むのですけどね。2台買おうかな…?

長くなったので、貼る位置の調べ方などは次回に続きます。(/・ω・)/

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